私たちが口にする“ハチミツ“は花の蜜をそのまま瓶に詰めているわけではありません。
ハチミツが作られる過程ではたくさんのミツバチが力を合わせています。
まず、ハチミツの材料である花蜜を集める係から始まり、集めた花蜜を巣で待っているミツバチが受け取り、巣房へ運搬し体内で花蜜をブドウ糖と果糖に分解します、そして、巣房に貯められた花蜜を翅を使って乾燥させる係が1ヶ月ほどかけて水分量が20%ほどになるまで水分を蒸発させハチミツを完成させます。
最後にハチミツが出来上がると蜂ろうで蓋する蓋閉め係が蓋をします。
このようにたくさんのミツバチの頑張りでハチミツが出来上がります。
ハチミツを作ることをはじめ、ミツバチはだれかからの指令があるわけでもなく、ミツバチたち1匹1匹が自分たちでするべきことを見つけ出して働いています。まるで一個のコロニー(巣)が一つの生き物のようです。
この蓋閉め係が蓋をしたのを見届けた後、養蜂家は頃合いを見計らって早朝の蜂たちが動き始め新たな花蜜が運ばれてくる前に大切な大切なハチミツを、ミツバチたちから分けてもらいます。
ハチミツはとてもありがたい食べ物ですね🐝
🌟なんと!材料調達係のミツバチはとても力持ちで自分の体重の半分量の重さの花蜜を運ぶことができるそうです。
参考書籍「ミツバチの秘密」著者:高橋純一
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