日本のアニメのキャラクターにもなっている「ミツオシエテ」という小型の鳥類がいます。
赤いくちばしに白いほっぺ、全体的にこげ茶色の体にお腹は白色です。
この鳥は人の声を聞きとり、その意味を理解できることが確認されたそうです。
アフリカのモザンピークのある地域では、ヤニ族のハニーハンターがノドグロミツオシエテと共にハチミツハントを行います。
ヤニ族のハニーハンターが声を震わせて特殊な音を出すと、ノドグロミツオシエテが近くに飛んでくるそうです、その後、人に呼ばれたノドグロミツオシエテはミツバチの巣を探しに行くそうです。(※「ミツオシエテ」は空を飛びながら働きバチを見つけて追いかけていき巣を見つけるそうです)
ハニーハンターのところへと戻ったノドグロミツオシエテは、鳴きながらハニーハンターを巣まで案内します。そして、ハニーハンターは木の洞からミツバチの巣を取りだし、ノドグロミツオシエテはハチミツやミツバチの幼虫が入った巣板を分け前として貰います。
このような、「ハチミツを協力して採る」共生関係は、数千年にわたって続いているみたいです。
また、ラーテルと呼ばれる動物もミツオシエテのハニーハント仲間だそうです。
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