「動物行動学者のフォン・フリッシュという博士がノーベル生理学・医学賞を受賞しました。
これはミツバチが仲間たちに情報を使える方法を発見したものでした🐝
フォン・フリッシュ氏は初期の実験でミツバチたちが何らかのコミュニケーション手段を持っていることを発見しました。
その実験とは濃い砂糖水を使ったもので、美味しい食物源(濃い砂糖水)を発見したミツバチが巣に戻ると他のミツバチたちも美味しい食物源にたくさんやって来るというものでした。
フォン・フリッシュ氏はミツバチたちのこのコミュニケーション手段を調べるため、巣を観察できるようにガラスの箱の中に少しのハニカムを用意しました。
そして、美味しい食物源から戻ったミツバチが巣の垂直な側面の上で特別な動きをするのを発見、観察しました。
これをフォン・フリッシュ氏は「ダンス」と呼びました。
また、早い段階でこのダンスには2種類あることを突き止めました。それは「円ダンス」と「お尻振りダンス(8の字ダンス)」です。
このダンスには、実験を進める中で、食べ物がある場所への距離と方向を示していることがわかり、
100m以内の近い距離では「円ダンス」を、それ以上の遠い距離の場合は「尻振りダンス(8の字ダンス)」をすることがわかりました。」
🌼ミツバチたちにはこのような、何とも素晴らしく、不思議なコミュニケーション手段があるのですね🐝
また、このダンスは水飲み場や新しく巣を作るのに良い場所を伝える時にも使われるそうです🪷💦
参考書物「ミツバチの秘密」著者:高橋純一
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