ミツバチのお家は六角形の集合体です🐝🏠
この構造はハニカム構造と呼ばれています。幼虫を育てたり、蜂蜜や花粉を貯めたりするための小部屋(巣房)がたくさん隙間なく並んでいます。
六角形にすることで空間を最大限に利用でき、効率よく作ることができます。
また、強度面でも四角形や三角形より六角形の方が高く、複合的にミツバチにとってとても良い形であるといえます。このハニカム構造は、新幹線や飛行機のフレーム素材、人工衛星や建物の壁などに利用されています。
では、どんな素材でできているのでしょう?🏘️
ミツバチのお家は蜜蝋(蜂ろう)でできています。蜜蝋は働きバチが花粉や蜂蜜を材料に、体内で消化・吸収されお腹にあるワックス腺から分泌します。分泌されたときは液状ですが、空気に触れるとウロコ状に固まります。これを蜜蝋ポケットに貯めます。
ミツバチが蜜蝋1gを合成するには蜂蜜50gに相当するカロリーが必要と言われています。
この蜜蝋を口(大顎)で形を整えながら、巣に塗りつけていくのです。このとき、触覚を使って長さと角度を測っていきます。ミツバチはとても器用ですごい機能を持っていますね✨🐝✨
参考書物「ミツバチの秘密」著者:高橋純一
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