ミツバチは花の蜜を集めると同時に花粉も集めています。
花の蜜を集める時に体についた花粉を集めてキレイに丸めていき、花粉団子にして巣へと持ち帰ります。
巣に持ち帰った花粉団子は巣で待機している他のミツバチが受け取り、噛み砕きハチミツと混ぜたあと巣房の中に貯蔵します。
巣房の中で発酵したハチミツが混ざった花粉はハチパンと呼ばれ栄養価の高い花粉塊になります。
これは若い働きバチがローヤルゼリーを分泌するための栄養源になったり、このハチパンにハチミツを混ぜたものを幼虫が食べます。
花粉の色はカラフルなので色々な植物の花粉を集めている巣房はカラフルなモザイク模様になります。
ミツバチが集めた花粉団子は花粉荷と呼ばれ健康食品として人も利用しています。
また、ハチパンも乾燥させてスナック菓子のように食べている国もあります。
参考書籍「ミツバチの秘密」著者:高橋純一
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