ミツバチの巣は女王バチ、働きバチ、雄バチから成り立っています。
卵から生まれた働きバチと(繁殖期のみ生まれる)雄バチは生後3日間は若い働きバチが花粉や蜂蜜を体内で
分解合成したクリーム状のローヤルゼリーに似た物質を与えられて育ちます。
その後、生後4日目以降は花粉や花蜜、蜂蜜を食べます。
雄バチはローヤルゼリーを作らないので花粉は食べません。(ただし食べる蜂蜜に混ざっていることはあります)
主に働きバチから与えられて食事をします。
女王バチは王台という女王バチ専用の巣房で生まれる際に働き蜂が巣房にたっぷり貯めたローヤルゼリーを
モリモリ食べます。そして、大人になってもローヤルゼリーを主な食べ物として毎日
たくさんの卵を産んで生涯を過ごします。
この食べ物の違いはミツバチの大きさや役割の違いに影響します。
蜂蜜はエネルギー源として食べますので、人でいうとご飯やパンになります。
また、花粉にはタンパク質、ビタミン、ミネラルが豊富なのでおかずのような感じです。
参考書物「ミツバチの秘密」著者:高橋純一
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